将棋で、十段というのは
今の「竜王」のタイトルの意味ですよね?
あるお客さまから、タイトル保持通算期数が50期を越えた棋士が、万が一、全てのタイトルを失った時には、「十段の位がもらえるんだよ」と、比較的、真剣な顔で、言われました。
(えっ?えっ?十段って、竜王のことじゃなかったかしら・・・・?)と思いつつも、そうですねーと、会話に合わせていましたが。
ネットで調べても、「十段」というのは、今の「竜王」のタイトルの意味としか、見つかりません。
私は、お客さまから、からかわれたのだと思っているのですが、タイトル通算50期で十段になれるというのは、違いますよね?
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>タイトル通算50期で十段になれるというのは、違いますよね?
違います。質問者さんもおっしゃるように、十段位はその後の竜王戦の前身となった棋戦でありそのタイトルです。
お客さんがおっしゃったのは、単にからかったのかもしくは、 十段のタイトルを複数回獲得した棋士に与えられる「永世十段」の称号はその後も残っていて、大山康晴、中原誠の2名がその該当者のため、それと混同したのかのどちらかだと思います。
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10段永世照合ー渡辺、森内
11段タイトル10期以上ー佐藤
12段タイトル20期以上ー谷川
13段タイトル30期以上
14段タイトル40期以上
15段タイトル50期以上
16段タイトル60期以上
17段タイトル70期以上
18段タイトル80期以上ー羽生
19段タイトル90期以上
20段タイトル100期以上
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「十段戦」は現在の「竜王戦」の前身の棋戦です。
九段の上の段でもなければ、50期を越えた棋士が全てのタイトルを失った時に
もらえる称号でもありません。
もしかすると、中原誠氏(タイトル64期獲得)が無冠になった時に「永世十段」を
名乗っていたのを勘違いしたのかも知れません。
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