コンピューターがプロ棋士(将棋)を倒せるようになった場合、
コンピューター将棋が一番の権威になるのでしょうか
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◆コンピュータ-将棋の(現在の)実力
コンピューターの将棋は,現在アマチュア4~5段
つまり,プロの奨励会の2,3級ぐらいでしょう
(今年のコンピューター将棋選手権の1位,2位ソフトが
アマトップを早指しではあるが完璧に勝利している)
◆将棋のゲーム性
しかし,将棋の場合,格差があっても下位が上位に勝つこともあります
例えば,プロの4段とタイトルホルダーが勝負しても,プロ4段が勝つこともある-
それが将棋のゲーム性です
しかし,10番,100番と沢山戦えば,強いほうが60勝40敗とか80勝20敗という
ように実力に応じた差が出ます
(初心者と上級者ぐらいの差でもないと100番勝負し,100-0ということはありません)
また,持ち時間が短いほど,実力よりも番狂わせが起きやすくなります。
(強い人は,持ち時間が長ければ長いほど,100手,1000手と読めるが,
弱い人は,持ち時間があっても例えば10手ぐらいしか読めない
というように,実力差が出やすい)
◆現状
渡辺竜王がボナンザに勝利している(平手)
アマトップが激指に平手で敗れている
両方とも1回勝負で,持ち時間も短い将棋です。
(つまり,かなりコンピューターに有利な条件)
もし,本当の勝負をするなら,(渡辺竜王も本で指摘してますが)
公式戦持ち時間で竜王戦の予選から参加し,
決勝で優勝し,タイトル挑戦をするというふうにならないと
人間がコン¥ピューターに負けたとはならないでしょう
(それには,竜王戦トーナメントから,いろいろな棋風の棋士と
戦い,ほぼ全勝しないといけないわけで,
そのレベルまで行くにはまだ時間がかかると思われます
◆将棋の権威
現在,将棋連盟では免状発行しています。
一番強い組織(歴史と伝統も踏まえて)が認定するので
権威があります。
(例えば,町道場のアマ4段に,「あなたは初段だよ」と認定されるよりも
プロ棋士にアマ初段と認定されれば,そちらのほうが嬉しいはずです)
コンピューターがプロ棋士に勝つのがふううになったら,
コンピューター将棋が認定するのが,より正確な実力となるので,
将棋連盟の免状は人気が激減すると思われます。
その場合,プロとアマも関係ない,トーナメントプロの時代になるでしょう!
また,コンピューターによって,正確に現在の形勢判断ができるので,
例えば,女流棋士「現在はどちらが優勢何ですか?」
プロ棋士「え~と,難しいですね。ほぼ互角だと思います」
コンピューター「現在は,49.75-50.25で後手有利」
とコンピューターによる解析のほうが人気が高くなるでしょう
◆誤解
よく,コンピューターが(プロ棋士よりも)強くなっても
スーパーカーと人間が陸上で勝負するのが無意味なように
と例える方がいますが,
スポーツは観客はただ見て楽しむ競技,
将棋は,ある程度アマチュアが参加して成り立つ競技
(参加とは,将棋大会や指導対局など)
その違いを無視していると思います
将棋自体は競技として,文化として残っていきますが,
権威はコンピューターに(将棋連盟から)移るので,
トーナメントプロだけの時代で,レッスンプロは不要となる
(プロ棋士に実力を認定してもらわず,より強いコンピューターに
認定してもらう)
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プロ棋士の(人間と人間の)勝負が
感動を呼ぶのは間違いありませんが,
解説などは間違いなくコンピューターに
人気が集中するでしょう!
例えば、タイトル戦などで、
どちらが勝ちか知りたいとき
これまではプロ棋士の解説が一番の権威でしたが
コンピューターに確認したほうが正確だから、
プロ棋士の解説のほうを信用するとは思えません。
また観戦記なども、エピソードは新聞記者やプロ棋士が書くとしても
指し手の解析はコンピューターという時代になるでしょう
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おそらくそういうことになると思います。
将棋連盟が、単にプロ団体であればさほど問題にならないのですが、プロ棋士をアマの上に立つ権威として認めさせようとし、将棋界を支配するような立場であろうとしているために、プロの立場は大きなダメージを受けるでしょう。
将棋連盟がコンピュータ将棋を推進することは、新聞社がWebを推進することに似ています。
もうすでに現在でも、終盤に関していえば、プロの将棋で終盤をどこでミスしているのかは、無料ソフトのBonanzaなどを使って簡単にチェック出来ます(評価値が突然変化しますから) 。逆に、誰も気づかなかないような手をいとも簡単に見つけてしまいます。
こうなると、プロの解説はほとんど必要ありません。というより、プロの解説を多くの場合超えています。
私のプロに対する評価は、プロはほとんど正解を指しているすごい存在という感覚から、プロはアマよりかなり間違いにくいがそれでもよくミスをする、程度になりました。
将棋は遊びであり、その延長線上にプロ棋士がいて、人間間の競技として、ずっと存続するのは間違いないと思います。そこに影響することはあまりないでしょうね。
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たとえば100年後、コンピューターの計算能力と処理理論が進化したときには、コンピューターが全ての手を計算し尽くしてしまい、人間には必勝、という時代はきっと来るのだろうなと思います。
でも、人間の生きていられる時間は有限で、一局の将棋で考える時間は限られています。
その中で対局者が最善を尽くそうとするところにドラマが生まれ、見ている人はそのドラマに惹きつけられるわけです。
従って、まずコンピューターに権威を求める人はほとんど出てこないと私は考えています。
そして、権威は、人間対人間の将棋で強い人がなるのだろうと思っています。
なぜなら、すべての手を読みつくせない場合、いったい何が最善手になるのか?というと、「きっと相手はこういう読みをするはずだ」という、対局者個人の想像力によって決まるものだからです。
そして、観衆がその想像力の素晴らしさをどの程度認めるのか、によって権威は決まるのだと思います。
この観点で見たとき、現在の将棋界で一番権威があるのは誰でしょうね。
あるいは、過去の棋士も含めるとどうなるでしょう?
偉大な棋士の権威は不滅で、後世まで語り継がれることでしょう。
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将棋の場合取った駒の使いパターンが計算出来ないのでコンピュータが勝つのはまだ先のようです。
「コンピューター将棋が一番の権威になるのでしょうか」の問いですが、そうなったら「権威」自体なくなりますよね。
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計算がいくら速くて正確であっても、コンピューターは数学者になっていません。
また珠算の天才でさえ、数学者にはなっていません。
さらに付記すれば、「権威=最強」ではないはずです。
たとえばいくら外交研究の権威であろうが、必ずしも外交官としての交渉がうまいということにはなりません(逆もまた真なりで、有能な外交官が、優秀な外交研究者になれるということでもありません)。
机上の研究と実務との違いでしょう。
koregasinzituというのは手の施しようのない馬鹿ですから、お気になさらずに。
>まあ、もうすでに将棋のトップがコンピューターに惨敗しましたけど・・
将棋界はみとめたくないのかわかりませんが、公表をしていません。
まず、公表していない事実をどうしてキミが知っているのかを説明してもらいましょうか?
少なくとも、
小学生>>>>>>>>>×∞>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>Koregasinzitu
ってのは間違いないね。
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仮に竜王戦にコンピューター参加枠が設けられタイトルに挑戦し竜王獲得となればコンピューターが権威となり、飛びつき八段でフリークラス編入全棋戦参加、翌年別のソフトが挑戦者となり、タイトル戦を全国で展開する、こうなったら将棋界は崩壊します、現実的にはプロ棋士がコンピューターに負けたとしても公式戦でなければ遊びと見られます。ただA級棋士と同等の棋力をもったソフトが開発されるのは時間の問題でしょう。
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下の人達で誤解を招きそうなことを言っている人もいますので、訂正しときます
コンピューターは今では相当強くなってますが、トッププロにはまだ及んでいません(最後の詰みがあるかどうかの判断だけはコンピューターのが上)
今の実力はアマトップクラスでしょうから、プロとやっても勝つことはあるんですが、序盤の構想力がないためコンピューターの方が強いということはありません
しかし10秒将棋になってくると、トッププロより強いかもしれません(コンピューターは一瞬の読みは人間を上回る)
さて、質問のコンピューターが1番の権威になるかどうかですが、そんなことはないでしょう
実際チェスではもう何年も前にコンピューターが人間を上回ってますが、いまでもチェスの世界チャンピオンはコンピューターより権威をもってます
コンピューターの将棋はどことなく無機質で、やはり人同士の対局と比べ迫力がないような気がします
またもともと将棋は人間がやるものですので、人間がまねできないコンピューター将棋など、権威の持ちようもない気がします
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そのとうり。
まあ、もうすでに将棋のトップがコンピューターに惨敗しましたけど・・
将棋界はみとめたくないのかわかりませんが、公表をしていません。
今では、コンピューター>>>>>>>>>×∞>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>トッププロになりました。
コンピューター対トッププロだと、
序盤で、コンピューターが作戦勝ちをします。
中盤で、全部を読みきられます。
終盤は、コンピューターが読みきっているがプロは読みきれて居ないのでやめません。
という結果になります。
ところが、囲碁だと、
序盤は、局面が広すぎてコンピューターはどう打っていいかわからなく作戦負けになる。
中盤は、有効手が多すぎてコンピューターをもってしても読みきれません
終盤は、プロが手を抜いても逆転できないぐらいの差があります。
となりプロの圧勝になります
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makoto765573さんのご回答と相通ずるものがあると思いますが、
将棋にせよスポーツにせよ、
人と人とが対決するから、そこに面白さや魅力が見出せる→意味がある
のであって、
「機械の参戦」は、いかに強かろうと「参考記録」程度にしかならないと思います。
ちょっと意地悪な言い方で恐縮ですが(他意はないので許してね)、
たとえて言うなら、
「人とバイクで100m走を競わせたら、バイクが勝ちました。
バイクが世界記録保持者ですか?」
この理屈が成り立つでしょうか?と(^_^;)
繰り返しますが、大事なのは、
「同じ人間同士が、切磋琢磨して能力の限界まで競い合うこと」が
ポイントだと思いますよ。
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プロ棋士のギャラの殆どは、ファイトマネーと免状の発行ですから、
命を賭けて将棋をやってます(負けて自殺する人だっています)。
技量や勝敗だけでなく、その生き様にファンが付くので、
コンピューター将棋が権威になる事はありません。
開発者はすごいプログラムを作った「思考プログラムの権威」になれますけどね。
そういう事がもし起きて、将棋界が衰退したら、
きっと協会は、将棋のルールを少し変更すると思います。
羽生さんとかが、コンピュータが勝てないルール変更を3日くらい考えたら、
最低10年、コンピューターは勝てなくなると思いますよ(笑)
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既にそうなって居ます。プロは対極を拒否しています。
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そのコンピューターを作った人が権威になります。
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