将棋 藤井猛九段 角交換振り飛車 穴熊の形
藤井猛九段の角交換振り飛車穴熊(通称:レグスぺ)を見ていて思うのですが、何故▽7一金(▲3九金)型ではなく、▽7二金(▲3八金)型なのでしょうか。
参考棋譜
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=73790
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=72242
僕が思うには、▲5八金、▲3八金型よりも▲4八金、▲3九金型のほうが金銀の連結もしっかりしていて堅いと思うのですが・・・一体何故でしょうか。
|||
藤井さん 負けても負けてもレグスペ使いますよね。
なにか理論的にいい点を見つけているのかもしれません。(現状は、結果が伴っていないようですが)
角打ちをケアするためでは、ないでしょうか?
例えば2つの例のうち竜王戦の方でみると 局面図は、19手目▲1八香とあがったところです。 もしここで▲3八金とあがってなくて穴熊を目指していると▲1九王となるはずです。そうすると △7五歩とかいう手が生じてきます。▲同歩なら△5四角という感じです。飛車が▲8八に動くと△4五角という手も常にケアしなければなりません。
さきに▲5八金左と上がってから▲8八飛と狙う手も考えられますがそうするとあとの▲7八金とかの含みも消えます。総合的に考えて▲3八金とあがっておいたほうが飛車や金に自由度が増すと考えているからではないでしょうか?
私自身 藤井さんの将棋が好きで是非ともA級に復帰してくれることを祈ってます。
|||
1.居飛車側からの▲6五角(▽4五角)を防いでいる
2.▲3九金(▽7一金)型にする途中で金が浮いてしまうので、8筋(2筋)から早く仕掛けられない
これらが原因です。
0 件のコメント:
コメントを投稿