2012年3月23日金曜日

亡くなられた、将棋のプロの芹沢八段(九段?)と言う人は デビューした頃の羽生名人...

亡くなられた、将棋のプロの芹沢八段(九段?)と言う人は

デビューした頃の羽生名人をあまり評価しておらず

当時の他の新人棋士の方を絶賛していたという事を

雑誌で読んだ事があるのですが、これは芹沢八段の

見立て違いだったという事ですか?又、その時に

絶賛されていた新人棋士は誰で、現在は活躍

されている方なのでしょうか?


|||



完全に見立て違いだったということでしょう。



芹沢九段と羽生名人の対戦成績は2戦2敗です。

最後の対局は↓で、戦形は急戦矢倉。仕掛けの47手目あたりで昼休憩に入ったところでは観戦記者に「羽生はまだ将棋がわかっちゃいないね」などとうそぶいていたそうですが、結果は82手の短手数で完敗でした。

http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=9811



当時芹沢九段が絶賛していた棋士で、活躍されているほうでは谷川九段が筆頭でしょう。他には阿部八段、西川七段らがいます。阿部八段には「こいつは贈八段にはならん(ちゃんと実力でA級に上がる、ということ)」と評し、実際にA級になって竜王戦の挑戦者などにもなりましたが、現在はB級2組、西川七段もC級1組で苦戦中です。

九段の見立てに対する評価は言うまでもないことでしょう。



|||



しかし芹沢八段は、羽生名人がプロになって2年後に他界したからね。

もう少し長生きしていたら、また評価も変わっていただろう。


|||



この話は何かの記事や本で読んだ事がありますが、

他の若手を評価していた事については知りません。



将棋指しは将棋指しを、

天才は天才を知る。

....というか、子や孫の年ほど離れた中学生に対して、

耳に入るように悪口を言うのはむしろ評価してる証でしょう。

中学生棋士に伸びしろが無いわけありませんね。

それは誰でもわかることですから、

むしろ激励の意味を込めて言っていたんじゃないでしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿