将棋についてです。道場などでは三段くらいですここ一年間定跡書などをかなり読みました。しかし強い人にはなかなか勝てません。
詰め将棋や手筋の勉強はほとんどしてきませんでした。実践はまずまずこなせていると思います。終盤力がないとよくいわれます。今の棋力からなかなか抜け出せません。どうすればいいですか?
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要は将棋の上達法を教えて欲しいという質問ですね。私は道場で6段で指してます。まぁこれまでの過程ですが、私は昔から戦法の本を読むのがとても好きでした。それと棋譜並べも好きでそれバッカでした。詰め将棋なんて全然しなくて、定跡の研究+棋譜並べ+実戦で強くなってきました。私も未だに終盤で馬鹿なポカをよくして大逆転します。終盤さえ強けりゃめちゃくちゃ勝率よくなるのにと思い今は詰め将棋や終盤の次の1手を解いています。3段から私が4段に上がるのには確か8ヶ月くらいで上がったと思います。そのときやってた勉強方も定跡を覚えたり棋譜を並べたりの連続です。まぁ自分の好きな勉強方をするのが一番効率のいい上達法だと思いますよ。
※補足。序盤が強くなりたければ定跡本を読む。+棋譜並べ。
中盤が強くなりたければ棋譜並べ+次の1手。
終盤が強くなりたければ詰め将棋+終盤の次の1手。
お勧めの将棋の本も買いておきます。よければ参考にしてください。
序盤本・飯島流引角戦法・角交換振り穴スペシャル
中盤本・天野宗歩棋譜全集・山崎7段次の1手
終盤本・光速の詰め将棋・羽生善治の終盤術1~3巻
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居飛車から振り飛車までなんでも指す、ということは平均的にある程度強いんだと思います。棋力をさらに伸ばすには逆に一つの戦型に絞るべきかと思います。居飛車だけでも相当広範で深い知識と棋力が必要となるので、例えば四間飛車だけを1年間指し続けるとか、深く徹底的に極めるべきかと。プロの四間飛車の棋譜を100位並べ返し暗記すれば大体の戦い方が分かると思います。それで勝率も上がり自分に合ってると感じればさらに極めればよいし、合わなければその時居飛車を指すとか、ゴキゲン中飛車をやってみるとかすればいいんじゃないでしょうか。不完全に幅広くより一つを徹底的に覚える方が棋力は向上するような気がします。
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終盤力がないと言われながら三段まで来たということは、よほど中盤が上手なのでしょうね。
中盤が得意な人は筋のいい手を指す人が多いですが、終盤で相手が粘りに来ると、筋良く指しているだけでは寄せきれないことがあります。筋は悪くても喰らいついて離れないようにし、最終的に一手一手の形に持ち込む寄せ方を覚えるといいでしょう。
おすすめの棋書は「羽生善治の終盤術」1~3巻です。
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将棋は「ミスをしないゲーム」です。
いい手を何十手も指しても、一手の大悪手で何もかもパーになってしまいます。
まあ大抵は、お互いにミスをするのですが、最後にミスをした方が負けです。
特にアマチュアでは終盤力が重要なので「終盤力がない」と言われていながら
終盤以外、、、となると、マイナーな得意戦法を身につけて(例えば筋違い角など)
序盤からリードを狙い、逃げ切る、などでしょうね。
メジャーな戦法だと、有段者相手なら相手も知っているでしょうから、
そう簡単には有利になれませんし。
しかし、本筋はあなたも気づいているように、終盤力を身に付けることなのですが、
三段ともなれば、簡単な詰め将棋はできるでしょうから、次は「寄せの手筋」の本を
勉強することをお勧めします。ぐっと勝率が上がりますよ。
すごく強くなって、本に書いてある「寄せの手筋」くらい全部知っている、という
レベルにまで強くなったら、あとはひたすら詰め将棋を解いて、読みの力を鍛える
しかないです。
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